強迫性障害は把握することが大切|理解を深め病気と寄り添う

机の上で悩む男性

発症しやすい性格

悩む男性

うつ病などの精神疾患が、「真面目な性格の人ほどうつ病になりやすい」といわれているのを、聞いたことがあるという人も多いはずです。これと同じように、「強迫性障害を発症しやすい性格」というのもあります。その性格に当てはまるからといって必ず強迫性障害を発症するわけではありませんが、一定の特長、傾向として知っておきましょう。以下のような性格は、特に強迫性障害を発症しやすいといわれています。

まず、「完璧主義」な性格であることです。特に自分にたいして「完璧さ」を求める人は、「完璧にやり遂げなければ」という思いが行きすぎてしまい、強迫観念が生まれやすい傾向にあります。次に、心配事やストレス、悩みを過大評価する性格も、強迫性障害を引き起こしやすいといわれています。些細なことでも深く考えこんでしまうタイプ、小さな悩みを重大に受け止めてしまうタイプは注意が必要です。さらに、責任感が強すぎるタイプ、必要以上に自分の責任を重く受けとめるタイプも、強迫性障害を発症しやすいと考えられています。

これらのほか、曖昧さを嫌ってなんでもハッキリとさせたがる性格、自分の感情を常にコントロールしようとする性格も、強迫性障害と深い関係にあると考えられています。これらの特徴は本来誰にでも備わっているものですが、これらの特徴が悪化すると強迫性障害だけでなく、うつ病や統合失調症など別の精神疾患も引き起こされてしまいます。そうならないためにも、症状に気付いたら早めに治療を受けることが大事です。